シークレットな極上LOVE


「あの…、課長がここに座ってください」


あたしはカップを置いて、立ち上がろうとした。

だけど、課長は手で“ストップ”の格好をする。


「あなたが座ってなさい。それより、何があったの?」


ここまでお世話になって、隠すわけにはいかないかな…。


でも、彰斗との関係は秘密だし、ここで話してもいいのか迷ってしまう。


「これを、くれた人と関係あるの?」


「あっ…!」


お局様がヒラヒラと見せたのは、指輪がかかったネックレスだった。



「さっき、落ちてたわよ」


「すいません…」


受け取りながら、最初にシャワーを浴びた時に、スプリングコートに入れていたのを思い出した。

さっき脱いだ時に、落ちたんだわ。




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