銀の竜の蜜恋
「もうすぐ黄昏時だ、町に着いたら宿をとろう」
そう言うとラインはにっこりと微笑み爆弾を我に投げた
『そうだね、部屋は一つでいいよね?』
「全くよくない!部屋は2つとる」
『旅のお金は節約しないと駄目だよ~』
ラインに言われたくないと思ってしまう我に非はない
詳しくは言わないがあんなお金の使い方をしたやつから《節約》という言葉は聞きたくない
『まあ冗談はこれくらいにして、リッツはさこの町に何の用があるの?』