☆続編☆
みんなの所に着くと、みんな安心したような顔をしていた。
後ろを向くと、黄龍の総長と副総長だけ残っていて、あとは全員倒れていた。
てか、下っ端いつの間に出てきたんだろう…。
そんな事を思っているうちに、副総長が倒された。
そして、あとは総長1人となった時、お父さんが口を開いた。
時「……一真?
お前、俺の娘に何してんだよ!」
……思い出した。
お母さんたちの同級生であり、お母さんに告白し、振られた後もしつこく言い寄っていた奴。
お父さんが嫌いな人。
(мiκu:誰がそんなに教えたんだよ…。)
一「時雨か、久々だな。
お前等、結婚したのか。」
時「あぁ。
お前とは違うからな。」
お父さんが挑発的な笑みをうかべる。
一「……チッ。
うぜぇな、お前。
まぁ今日のところは、これくらいにしてやる。」
時「逃げる気か?」
一「はぁ?」
時「まぁ、金龍がいるからな。
お前の族に勝ち目はねぇしな。」
一「うるせぇな。」
図星みたい。
雅「龍也。」
龍「あぁ…。
金龍の総長から一言。」
龍也さんは、黄龍に族の中での最悪の言葉を言い渡す。
龍「今日をもって黄龍は、解散とする。」
一「はぁ!?」
一真の言葉にお構い無く、言葉を続ける。
龍「以後、日本の族として認定されているのは、金龍、銀龍、水龍、青龍、赤龍、桃龍、緑龍、紫龍、白龍、茶龍の10組だ。
また、元黄龍の奴等は、族に復活できない。
他の族に入る事も出来ない。」
一「ふざけんな!」
そう言って龍也さんに殴りかかろうとした。
未「危ない!」
ヒラリ…
龍也さんは、一真の拳をかわし…
ドカッ
一真のお腹に膝蹴りをした。
一「うぅ…。」
一真は、お腹を両手でおさえてうずくまった。
さ、さすがだ…。
時「よし、帰ろう!」
お父さんの一言で、みんな出口に向かった。