俺様彼氏とあたしの未来。
【亜香里】



今日は蓮司が甘い事ばっかり言うせいであたしの頭はおかしくなりそうだ。



キスもいつもより優しいし…。



もう触って欲しい。



「マジ好き…。」



これ以上言わないで…。



本当におかしくなっちゃうから…。



「蓮司…。もう我慢できない…。」

「ワガママ…。」

「脱がせて…。」



今日の蓮司はいつもより優しく触れてくる。



蓮司の唇と指が触れる度に過剰反応するあたしの声。



身体が蓮司を欲しがって仕方ない。



なのに蓮司のスローペースは乱れない。



「もうイヤ…。しよ?」

「亜香里がエロい…。」



その後も甘い言葉を囁かれながら幸せな気分にどっぷり浸かった。



抱きしめてくれる蓮司の腕はあたしなんかをすっぽり包む包容力を兼ね備えてる。



本当に至福の時。



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