俺様彼氏とあたしの未来。
【蓮司】



疲れがたまってるのは自分でもわかる。



でも俺は今しかないから。



歳を取ったら終わりだ。



だから今のうちに俺は頑張るしかない。



せめて35、6まではこのまま走り続けたい。



「先輩、亜香里ちゃんが心配してたよ?」

「余裕だし。まだまだ頑張る。若いのがどんどん出てくっからな~。」



渉も心配してるし、カメラマンさんとかも何気に気にかけてくれてる。



キツイけど頑張る。



「じゃあな。」

「先輩、少し休んだら?」

「ムリムリ。仕事は俺の生き甲斐だから。」



そう言って車に乗ってマンションに向かった。



俺は疲れてたし、眠かった。



だから途中でコーヒーを買って眠気を飛ばした。



窓を全開にして外の空気を大量に吸い込んだ。



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