姫は救うと微笑み、神は殺すと無邪気に言った
茶神は正に神に相応しかった。
言い方は傲慢だろうとも、殺されたいと集うものに価値を与えて、自分の審判によって生死を決めさせる。
生命をころころと、手のひらで転がし、達観するさまは人間の創造主がすべき特権だ。
世界は箱庭。
人々は玩具。
玩具の産みの親(トイズマスター)として、茶神に逆らえる玩具(ピエロ)はいない。
死に逃げて、生から逃げ切れないからと茶神(絶対神)にすがる者の末路としては、当然の話。
他人に殺してと懇願すること自体が、自棄と言う身投げ。もっとも大切にすべき自身の命を放り出し、預けてしまったのだから。