【完】君しかいらない
だけど、せっかく作ってくれたのに、「いらねぇ」……とは言えない俺。



この性格、なんとかしてぇよ……。



「まだいる?」



かなり平らげたあとにそう言われ、思わず吐き気に襲われる。



「いや……もう、かなり食ったし。腹いっぱい」



「そう!よかった。陽斗の食べっぷり、見てて気持ちがいいわ~。やっぱり食べ盛りよね」



かなり無理したけどな?



心のツッコミは、俺の胸のウチにしまっておこう……。








「そういえば……明日、春奈ちゃんが来るって」



「おー…そーらしいな……」



俺は体がピクッと反応するのを感じつつ、平静を装う。




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