【完】君しかいらない
「えっ?よく聞こえなかった。何?」


あたしが聞き返すと、奏太くんは首を横に振った。


「別にー。……想像以上の天然だと思っとこ」


「天然!?あたし、違うよ?」


「自分で、あたし天然!って言うやつは、天然じゃねぇの」


「え?」


「はぁー。ま、いいか。そんなとこもカワイイ」


奏太くんはそう言ったかと思うと、いきなりあたしに抱きついてきた。


「キャーッ、やめて!やめてーっ!」


「ハグさせてくんないからだろ?思ったよりサイズ感小さいな。抱きしめやす~」


ひっ……!


逃げようとするけど、ガッチリ掴まれてて全然ダメ。


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