【完】君しかいらない
答えを見ると、そういえばこれ習った……って思い出すから不思議。


全部書き終えたとき、安元くんはまだ黒板の前にいた。


頑張ったから先に書けちゃった!


チラッと安元くんを見ると、答えを書きながら、黒板の前で少し悩んでるようだった。


安元くんが解いてる問題、あたしのより更に難しそうだしね。


「ありがと」


ボソッとそう言うと、安元くんはあたしの方を見なかったけど、とりあえず席に戻った。


その後しばらくして、安元くんも席につく。






山田先生は難しい顏で黒板の前に立ち、あたしたちが書いた答えを、目で追ってる。


うわ……ドキドキする!


何か言われるかな……。


そう、思ってたら。



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