【完】君しかいらない
「とにかく~、次に女の子がコクりにきたら、『ゴメン』ぐらいにするとかね。『迷惑』って、キツイよ…」


「ん…わかった」


他人のことなのに、何でコイツはこんなに必死なのか。


そんな話をしてるうちに、エレベーターが4階に到着した。


俺が開くボタンを押して、小中が出るのを待ってると、小中はエレベーターの端にツツツと寄った。


「安元くん、先に降りていいよ」


いや、ボタン押してんの俺だし。つーか、邪魔だから先に降りてくれ。


コイツってもしかして、変に気ぃ遣うタイプ?



「…いーから、先に降りろって」



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