【完】君しかいらない
「そっかー、奏太くんって男らしいね。生活費とか、そんなの気にしてる!?」


「いや、そーじゃなくて」


「え!?じゃあ、なに?」


そんな真面目な顔して聞き返されると、マジで困る…。


「明日、用事あるんで帰ります」


俺もなに言ってんだか…。






「えーっ!?もっといたらいいのに。俺は気にしないよ?」


俺が気にする…。


「愛梨ちゃんには、毎日電話するんで…つか、してもいーですか?」


「大歓迎!!バイトも始めるし、話題も増えるから、色々聞いてやって」


「はい、そーします」




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