コイン★悪い男の純情
 「今日から淳也さんが、一緒に暮らすのよ」
 「わあ~い、おっちゃんが一緒に暮らしてくれる。わあ~い。わあ~い」

 勇太は、大喜びではしゃいでいる。


 「勇太君、よろしくな」
 「僕、おっちゃん大好きや」

 「おじさんも同じだ」
 「勇太、よかったね。おっちゃんと一緒に暮らせて」


 3人は夕食を済ませ、淳也と勇太は一緒に風呂に入った。


 勇太は、四畳半の子供部屋で先に寝た。
 かんなが風呂から上がって来た。


 淳也は食卓テーブルに座って、かんなを待っていた。
 かんなは、食卓テーブルに缶ビールを2本置いた。


 「淳也さん、飲まない」
 「いただきます」


 プシュ~。
 プシュ~。

 
 かんなが缶ビールを2本開けて、1本を淳也の前に置いた。。



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