コイン★悪い男の純情
「それは、簡単じゃないですよ」
純一が呟いた。
「どうして、ほかのお客さんならそうかもしれないわ。でも、芝ちゃんなら、たやすいと思うけど」
「リサさんはまだ若いし、お客さんからもてもてじゃないですか。とても、無理ですよ」
「私もこの世界でただ飯を食ってる訳じゃないのよ。男を見る目は、持っているつもりよ。芝ちゃんは、ただの男じゃないわ」
「ただの男じゃない?」
「そうよ。芝ちゃんは女を惹きつけるフェロモンが、たっぷりと出てるじゃないの」
「そうですかね」
「そうよ。芝ちゃんなら金がすべての女は別にして、大概の女はイチコロよ」
「それは、かいかぶりですよ」
「芝ちゃんなら出来るわよ。その代わりお礼は、たっぷりとさせてもらうつもりだけど」
「お礼?」
「ええ、ここに200万円があるわ。これは前金よ」
薫は、テーブルの上に帯封のある100万円札をポンと2つ置いた。
純一が呟いた。
「どうして、ほかのお客さんならそうかもしれないわ。でも、芝ちゃんなら、たやすいと思うけど」
「リサさんはまだ若いし、お客さんからもてもてじゃないですか。とても、無理ですよ」
「私もこの世界でただ飯を食ってる訳じゃないのよ。男を見る目は、持っているつもりよ。芝ちゃんは、ただの男じゃないわ」
「ただの男じゃない?」
「そうよ。芝ちゃんは女を惹きつけるフェロモンが、たっぷりと出てるじゃないの」
「そうですかね」
「そうよ。芝ちゃんなら金がすべての女は別にして、大概の女はイチコロよ」
「それは、かいかぶりですよ」
「芝ちゃんなら出来るわよ。その代わりお礼は、たっぷりとさせてもらうつもりだけど」
「お礼?」
「ええ、ここに200万円があるわ。これは前金よ」
薫は、テーブルの上に帯封のある100万円札をポンと2つ置いた。