恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~
「見つかったか?」


一人の制服警官が私に前にやって来た。



「…こんばんわ…お姉さん…」



「!!?」



「そ、その声は!!?光貴君??」



深く帽子を被り、彼の顔は見えない。



「待て!!?」



光貴君を追い、私は森の中のある小さな家に辿り着いた。



「ここは?」



窓越しに手を振る光貴君。




「!!?」



私は何故?光貴君がここにいるのか知りたくて…家の中に入った。



ここは多分…物置小屋。



入った途端、埃で喉が咽こんだ。


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