恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~
「…人には言えないだろ?」



「…皆…お前を疑ってるワケじゃない。唯、ハッキリとアリバイが証明できないから…」


「一応…心愛に許可取ったほうがいいかな?って思って…」



「分かってるから、何も言うな…私が紫苑のアリバイは証明する」


「どうやって?」


紫苑は頬を付いて私を不敵な目つきで見る。



「俺と一緒に寝ました言うの?」


「///」


「言うなって言ってるのに…」


私は思わず、紫苑の上着の襟を掴んだ。


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