これが恋だとするならば・・・
私が人間味のあるその声に
気を緩めた瞬間、


ゴン。と
後ろにあった
イスに肩をぶつけた。


「ん、誰・・・?」




ヤバイ・・・。



音に気付いた
その男の子が



コッチに向かってくる
足音がする。





ドキドキと心臓が
激しく脈をうった。




気付かれたら、

私も少年に


あんな冷たい声を


かけられるのだろうか??




そう思うと、



こんなに震えが止まらない。







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