ひとつの思い
そんな事を思いながらの入学式は、まったく頭に残らずに終わっていた。
『これで入学式を終わります。新入生は退場してください。』

マイクで指示され、あたしたちは教室へ向かった。

何であたし、さっきから梨由のことばっかり考えてたんだろ…
一生に一度の入学式なのに…梨由のことなんか、嫌ってくらい見てるじゃん。

しかも今、絶交の真っ最中だし!
梨由なんかどうでもいいはずなのに…

どうして考えちゃうの?どうして目でおっちゃうの?

あたし…

どうしちゃったんだろ。
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