もっと早く逢えていれば良かった
「ごめんなさい……」


「ん、分かれば良しっ!それと…」

あたしに抱きついてくる。

そして、


「1人にしてごめんな?俺も学校にいけるように院長に掛け合ってみるから」


耳元で囁かれた。
びっくりして耳を両手で押さえる。


「ふぇ?なっ!?あ~えっとぉ……」

意味が分からず慌ててしまう。


「そんな赤くなることか?」

「わっ笑わないでよっ!びっくりしたんだもん!!」


「あぁ、悪かったから許せよ。な?」


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