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     *


今日?

キミが来る。

ボクのために・・・。


 ありがとう。

でも、あぁ。

そろそろ来ると思った。

キミじゃなくて

あのときが・・・。

白い時間が・・・。


ん・・・?
やけに短かった。

目覚めるとキミが笑顔で
立っていた・・・。

「おはよう。」
「おはよう。」
「今日は調子いいの?」
「うん。大丈夫。」

笑顔のボクと笑顔のキミ。
この間にも、
神様がくれた
ボクの砂時計の
砂は刻々と落ちていった・・・。


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