追いかけられて












…足音、聞こえる。その足音が蓮見くんなら…と願う辺りわたしはまだ彼が好き








こんなことになるなら沙衣とひぃと帰ればよかった













楓「……」












足音はこちらに向かってくる。そして、私の前に立った












「…起きろ変態」













その声にまた涙が出かけた。













楓「なんで」

「いいから起きろって」

楓「…っ」











涙をがんばって引かせて顔をあげるとそこにいたのは何を隠そう蓮見くんでした












楓「はす…みく…」

蓮「…なんで今日巡といたの」

楓「へ…」










ちょっと、顔赤い…まさかまさかまさかまさか












楓「ヤキモチ…?」

蓮「!!」
























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