モノクロ*メランコリック


そんっなに私の恋愛に興味ないの?

この、天使美愛子ちゃんの好きな人が、気にならないっていうの!?


「信じられないわシロ!あなたホントに人間!?あっ、犬だったわごめんなさい!」

「謝るところが違うと思うな」


犬にしたって、私の犬よ?

飼い主の恋愛事情くらい、常に把握する構えでいなさいよ!


…てゆーか、どうしてこんなにも私ばかりが吠えているの?

何故シロは、なんとも思ってなさげにしているの?


…どうして私ばっかり、好きなの?



「…むかつくわ」

「なんで?この場合俺がむかつくほうじゃない?ねえ美愛子?」


うるさいわねもう!!

私はキッチンへ向かうのをやめて、ずんずんとシロの前へと立った。

黙って私の顔を見上げるシロに、震えそうになる身体と声を抑えて、口を開く。

…なによ、もう。

私、ばっかりじゃない。

私ばっかり、シロが欲しい。


「…寂しくなったり、しないの…?」


私に彼氏が、できて。


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