恋のプレリュード~私は先生のお嫁さん【番外編】~
「そういえば…さ、南兄ちゃんって彼女いないの…?」


キチンと整理整頓された綺麗に片付いている部屋。

…一応、女である私の部屋よりめっちゃ綺麗。

南兄ちゃんが…片付けてるのかな?


それとも、彼女が…?


ズキン…

胸にズキンと鈍い痛みが走った。

…が、次の言葉を聞いて私のこの痛みはスッと姿を消した。


「彼女?まだいないよ。

急になんだよ(笑)」

「へ…!?いないの?
部屋、こんなに綺麗だから彼女が片付けてるのかな…?って……。」

…つい喋りすぎた。
そんなこと言うのってなんか変かな?
彼女でも…ないのに。


「ハァ……。」

私が言い終わると南兄ちゃんは軽くため息をついた。

そうだよね…。
ため息もつきたくなるよね。


「千里はそんなこと考えていたの?」


「ふぇ…!?」

そ、そんなこと…!?

私には…大事なことなのに。
そんなことって……。


「俺、まだ彼女作る気ないから。

部屋は、千里がいつ来てもいいように。

汚い部屋とか、女の子は嫌だろ?」


私の、ために…?
嬉しい…。


ねえ…南兄ちゃん。
そんなこと言われたら、

私…ますます好きになっちゃうよ。

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