甘くて切なくて、愛おしくて
「生活はどう?」
「二人で頑張ってますよ」
やっぱり世話好きな所は何も変わっていない。
笑顔で答えると急に笑顔が消えて、真剣な表情に変わった。
「..再婚は..したの?」
「え?」
いきなり落とされた質問に、驚く。首を左右に振ると、そう、という返事が聞こえた。
「再婚なんて、出来ないですよ」
ぽつりと呟いた俺にお義母さんはすっと封筒を差し出した。
「何すか?それ」
「開けてみなさい」
強引に手渡され渋々封筒を開ける。中には便箋が一枚入っていた。