甘くて切なくて、愛おしくて



OLといえど、こうして先輩から質問されたり、頼りにされるのは素直に嬉しい。


「だよね?そそうなると、ちょっといい?」


すっとデスクの前に置いてあるペン立てからボールペンを1本とると
すぐにメモを始めた。


その時にふんわりと優しい香りが鼻をくすぐった。


「で、いいかな?」


「はい、それで大丈夫だと思います」


「あともう一つなんだけど..」











< 70 / 268 >

この作品をシェア

pagetop