お前限定★LOVE

あ、緊張してきた。



ドアノブを掴む手が一瞬震えたが…意を決して、いざ出陣。




「翔くん?どうしたんですか?」



部屋を入った先には渚の愛らしい姿。


手元には本を抱えてる。さすが文学少女。


こんな夜でも本を読むのかと安心……。



って、そうじゃない!夜這いしに来たんだった。



すっかり本来の目的を忘れかけてた俺は首を左右に振る。


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