おかしな可笑しな営業部


助けるためにかっこ良く割って入るつもりが、盛大に華宮さんとナンパ男の真ん中にずっこけてしまった。




「し、志賀さん……」




「ごめん、こけた。でも、きちんと助けるから。」




そうカッコ悪く言いながら、立ち上がろうとすると…




「違います……志賀さん、手…」




手……?


そう言えば何かを掴んでいるような感触が……






――…見るとそれはナンパ男の海パンだった。
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