Quiet man
そして

あの便が落ち着いたら探させる

と、係りの人は云ってくれた。



「じゃ、また明日かけますから。

私、

小野原和祇<おのはら・なぎ>と

云います。どうぞお願いします。」



そして、云われた通り

かけてみたが一応のコールはする。



が、やっぱり

誰も出てくれないのだ。



「参った・・・・。」



マジどうしょう。


取り合えず先に

お店に電話を入れる。



ふと、あの男の事が過ぎった。

まさか気付いてないやろなぁ・・。











「えー? 本当に戻って来るな

んて思ってる? アハハ・・!」



なぜ、

ママが大笑いしているのか?

要は大阪と一緒にするなって事。



「今頃、電話掛け放題、

買い物し放題だったりして。」


「一応、紛失届けは警察に

出したんですけど・・。」



警察から出てきたら、

すっかり遅くなってしまってた。



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