Quiet man
キング・オブ・
ジャパニーズ・ロケンロー、
<King of
japanese Rock'n roll>
と、人は云う。
すっごい好きな曲があったから
名前だけは知ってた。
「へぇー・・・。」
「・・・はい! お待たせ。」
注文した三色うどんが届いた。
彼は天ざるうどん。
ウン、
つるつる・しこしこでダシも
文句なし。
「・・うまっ。」
彼が食べながら
思わずもらした言葉に
あたしはついホロッと顔を崩す。
いつも思うのだが、
関東人の麺類の啜り方は
妙にスマートでカッコいい。
江戸っ子の落語家みたい。
そう思いながらジッと見てた。
視線を感じたか、
その瞬間に目が合ったりして
食べ続けながら目を細めてた。
この人って、あんまり・・
悪い人でもなさそう、
かな?
確かに、愛想もなくて
こんだけ無口やと
誤解されやすいかもな。
「ン!?」
彼が食べ終えるのを
何となしに見てた。
頬杖に乗っかってた私の顔に
そっと彼が
手を伸ばして来たのだ。
何か着いてる?
取ってくれるん?
ジャパニーズ・ロケンロー、
<King of
japanese Rock'n roll>
と、人は云う。
すっごい好きな曲があったから
名前だけは知ってた。
「へぇー・・・。」
「・・・はい! お待たせ。」
注文した三色うどんが届いた。
彼は天ざるうどん。
ウン、
つるつる・しこしこでダシも
文句なし。
「・・うまっ。」
彼が食べながら
思わずもらした言葉に
あたしはついホロッと顔を崩す。
いつも思うのだが、
関東人の麺類の啜り方は
妙にスマートでカッコいい。
江戸っ子の落語家みたい。
そう思いながらジッと見てた。
視線を感じたか、
その瞬間に目が合ったりして
食べ続けながら目を細めてた。
この人って、あんまり・・
悪い人でもなさそう、
かな?
確かに、愛想もなくて
こんだけ無口やと
誤解されやすいかもな。
「ン!?」
彼が食べ終えるのを
何となしに見てた。
頬杖に乗っかってた私の顔に
そっと彼が
手を伸ばして来たのだ。
何か着いてる?
取ってくれるん?