王子の魂 ―ワタシの想い―
―ニュース―
「から揚げちょーだい。」
「えー、じゃあ、卵焼きちょうだい。」
私と琴美はほぼ同時にお互いの弁当箱に箸をのばした。
今は昼休み、私と琴美と菜子は琴美と机に集まってお弁当を食べている。
「あー、やっぱり、あの女優別れたか~」
菜子はケータイでテレビを見ているようだ。
ケータイを持っていない方の手でお弁当をつまんでいるので、菜子は何度かおかずを落としていた。
「あ~、『CROWN』ライブやらないかな~」
「うーん、でもこの前やったばっかりだし。」
「この前は抽選ハズれたんだよね~」
私と琴美がそんな話をしていると、突然菜子が声をあげた。
「あ~!!!リュウ!!!」
「え?ウソ!なになに??」
私と琴美は急いで菜子の方へ回り込んでケータイを覗き込んだ。
菜子はニュースを見ているようだった。
「えー、じゃあ、卵焼きちょうだい。」
私と琴美はほぼ同時にお互いの弁当箱に箸をのばした。
今は昼休み、私と琴美と菜子は琴美と机に集まってお弁当を食べている。
「あー、やっぱり、あの女優別れたか~」
菜子はケータイでテレビを見ているようだ。
ケータイを持っていない方の手でお弁当をつまんでいるので、菜子は何度かおかずを落としていた。
「あ~、『CROWN』ライブやらないかな~」
「うーん、でもこの前やったばっかりだし。」
「この前は抽選ハズれたんだよね~」
私と琴美がそんな話をしていると、突然菜子が声をあげた。
「あ~!!!リュウ!!!」
「え?ウソ!なになに??」
私と琴美は急いで菜子の方へ回り込んでケータイを覗き込んだ。
菜子はニュースを見ているようだった。