私の好きな人。
そして私達は新しいクラスに希望と不安の気持ちを抱きながら、

クラス発表の紙を持っている先生の元へと駆け寄る。

私達は中庭へ急いだ。

移動途中に由美が

「ねぇ!晴香、私達同じクラスがいいね!!てか同じクラスじゃないと私泣くよ!!」

「私もだよ!!由美と離れるなんて絶対に嫌だ!!」


まだ発表には時間があるらしい。

だんだんみんなのざわつきが大きくなってきた。

あと1分で発表である。

「ヤバい、ヤバい!超緊張する!!」

由美が意味のわからないことを言い出した。

「なんでこんなことで緊張すんのよ!!もし、クラスが離れても私達はずっと一緒だよ!!」

「うん…絶対だよ?」

なぜだか由美がすごく弱気になっていた。

そしてクラス発表の紙を持った先生達が一気に紙を開いた。



すると前の方にいた生徒達がキャーキャー騒ぎ出す。


喜びだろうか、それとも落胆だろうか。


そして隣にいた由美もどこかに消えていった。



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