“俺の女”




放課後…‥







あたしと礼は
水谷って先輩に
見つからないように
そそくさと
帰る準備をしていた





「あかり!早く!!」





礼はあたしを
心配し部活も休んで
一緒に帰るよう
指示された‥







逃げてても



いつかは



見つかるよね…‥






そう思いながらも
学校を後にした―‥







……………‥‥‥‐‐





礼の家に到着。





時間も早いし
とりあえず
礼の家に行くことにした







「ねぇ‥
あたしどーなんの??」





不安げに聞いた






「分かんない‥
理由が不明じゃ
こっちも対処
できっこないしね」






ほんと理由が




不明‥‐







〜♪〜♪〜♪〜





!!!





携帯がなる‥





「ヒロさん‥!」





「まじ〜??
ラブラブ〜♪♪♪」





礼が笑いながら
あたしを突っつく‥///






「…もしもし?」





<あ、俺。>




だから
分かってますって!





<もう学校
終わったかなぁって
思って電話した>




「もう終わって
友達の家にいるよ‥」






なんて会話を
してたら
礼が思い出したように
言った





「そういえばさ〜!!!
ヒロくんって
妹が同じ高校の先輩
なんだよね‥??



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