君だけを、いつも

☆純矢side☆

俺は
何がしたいのだろう
愛琉ちゃんを
助けたいのか?
しかも向こうは
俺のことなんて
全く覚えてないだろう
少しの親切だったはずだ


俺にとっては
でかかったんだが…





『さようなら、流貴也』

沈黙だな、あいつ
あの時も黙ってたな
でも
すごい睨んでたよ?

『ねえ?』
流貴也が口を開いた。
『愛琉は幸せだった?』
愚問だな、こいつ、あほなのだろうか。
『笑い合った時間だけ。きれいな思い出だよ。』

愛琉ちゃんは
俺の手を引いて公園を出た。
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