初恋タイムスリップ(成海side)
高校3年の夏休みが終わり、
暑い体育館での始業式で、
校長の2学期への決意表明を聞き、
さらに暑苦しくなっていた。
そして始業式が終わり、教室に戻って、
男子校になんで赴任してきたんだ?っていうくらい、
若くてテンションの高い女の担任の話しを聞いて、
今日は下校となった。
家から自転車を、30分程こいで通っている
この
K高校。
俺の父さんの母校でもある。
校内にある駐輪場で自分の自転車を引っ張り出していると、
篤志が隣にきて、俺の自転車の隣の自転車を引っ張り出した。
「あちぃ−な〜〜
帰り『マル屋』に寄ってアイス食おうぜ」
「そうだな」
俺達は一緒に
帰り道の途中にある
駄菓子屋の『マル屋』へ自転車をこいだ。