籠の中の鳥
別れてから一週間がたった頃、拓登からメールが来た。
【久しぶり。元気??明日何してる?】

私は拓登に逢いたくて逢いたくて仕方がなかった。
私にとって別れなんか関係なかった。
やっぱり拓登がいなきゃ駄目だった。
拓登さえいればいいんだって
何度思ったんだろ。

連絡来て、また確信してしまったんだ


【明日?夜なら何もしてないよ。】


【じゃぁ明日夜の8時に俺んち来て(^0^)】
【うん。
わかったよぉ(゜_゜)】


何か拓登感じが変わった。


けど、そんな事はどうでもよかった

私は久しぶりに拓登に逢える喜びにひたりながら眠った…
< 67 / 258 >

この作品をシェア

pagetop