純愛☆フライング―番外編―
   ☆   ☆


――さすがにやり過ぎたかもしれない。

志穂はトイレで新しく買った下着に着替えたものの、少しむくれている。


「しーほちゃん。そう怒るなよ」

「知らないっ! たっちゃんの変態」


誰が変態だと怒りたいところだが、一概にも言い切れない気もする。
 

(いや、ほんの悪戯心だろ。ヘンタイってほどじゃねーよ……たぶん)


「ほら、さっきの寝具売り場に行こうぜ」

「もうヤダ! もうしないからねっ」


立て続けに同じ場所であんな危険な遊びをするつもりはない。


「そうじゃなくて。さっきのサテンのシーツ買おうぜ」


巽の言葉に志穂はビックリしたらしい。


< 14 / 27 >

この作品をシェア

pagetop