純愛☆フライング―番外編―
「アレ? なんか濡れてるぜ。コレってなに?」


わざとエッチなことを言いながら、巽はクスクス笑う。


「ぁ……やぁん」


巽の指はさらに進んだ。ほんの少し、生地の上から触れただけで、志穂の膝はガクンと揺れた。


「おっと。しっかりワゴンの縁でも持ってるんだな」


巽は容赦なく、志穂をいじめて弄ぶ。


「ココだろ? ひとり遊びの好きな志穂は、ココだと簡単にイクからなぁ……ホント、悪い子だ」


もう、我慢できなかった。

志穂は唇を噛みしめ、ワゴンに体重を預けると少し前かがみになり……そのまま、頭の中が真っ白になる。

そこがスーパーの売り場であることも忘れ、しばらくして、下着の冷たさで志穂は我に返った。


「もう……たっちゃんのばかぁ」


半泣きで巽の腕に支えられ、トイレに向かったのだった。


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