純愛☆フライング―番外編―
一応、寝室は別でベッドもふたつある。実際は巽の部屋で朝まで過ごすことがほとんどだが、たまに両親や兄姉が来るので、大っぴらにはできない。
でも、春になって交際宣言をしたら……。
(ダブルベッドが欲しいなぁ~。たっちゃんのベッドはセミダブルなんだもん)
志穂のベッドにいたっては、折りたたみのシングルベッドだ。
ワゴンに積まれた安売りの布団カバーをながめながら、志穂はため息をついた。
(ダブル用だと高いんだ。でも、アレなんか良さそう~)
ワゴンを離れ、奥の棚に並んだカバーに目が行く。
そこには高級そうなサテンのカバーが何種類か並んでいた。
光沢があり、サラサラで気持ち良さそうだ。それにデザインも大人っぽい。巽は白のシンプルなカバーしか使わない。でもたまには、赤やピンクもいいだろう。パープルなんかだと、ムードも盛り上がって……。
「お客様、何かお探しですか?」
志穂が妄想に入りかけたとき、棚を整理していた男性店員に声をかけられた。
でも、春になって交際宣言をしたら……。
(ダブルベッドが欲しいなぁ~。たっちゃんのベッドはセミダブルなんだもん)
志穂のベッドにいたっては、折りたたみのシングルベッドだ。
ワゴンに積まれた安売りの布団カバーをながめながら、志穂はため息をついた。
(ダブル用だと高いんだ。でも、アレなんか良さそう~)
ワゴンを離れ、奥の棚に並んだカバーに目が行く。
そこには高級そうなサテンのカバーが何種類か並んでいた。
光沢があり、サラサラで気持ち良さそうだ。それにデザインも大人っぽい。巽は白のシンプルなカバーしか使わない。でもたまには、赤やピンクもいいだろう。パープルなんかだと、ムードも盛り上がって……。
「お客様、何かお探しですか?」
志穂が妄想に入りかけたとき、棚を整理していた男性店員に声をかけられた。