恋愛の条件
「あぁ、胃が痛い……」

「奈央は緊張するとお腹が痛くなるからなぁ……まぁ、そんなに気負わずにね。ただ、気をつけた方がいいことも……」

「何を?気をつけることなんていっぱいありすぎてわかんないわよっ!」

「そういう意味じゃなくて、結構奈央ってあいつのタイプかも……」

ニヤニヤと沙希が笑う。

「はぁ?何言ってんの?」

「ただの感だけどね?」

「ねぇ、沙希何でそんなに片桐さんのことよく知ってるの?しかも呼び捨てだし……」

「あれ?奈央知らなかった?私あいつと何度か寝たことがあるから」

「えぇぇぇ!!」

思いもかけない沙希のカミングアウトに、今夜二度目のウーロン茶を噴出してしまった。

「そんなに驚くこと?」

「だって……えぇぇぁ???」

「1年も前の話よ?セックスは上手かったけど、最悪の相性だったわ……」

「///ど、どういう意味?」

「だってあいつすっごいSなんだもん。ドS同士のセックスって最悪よ?めちゃくちゃ体力使うの」


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