イケメン同級生と同棲中!?【完】
蓮の唇とあたしの唇が、触れ合う寸前で…
蓮の動きは止まり、離れていくのがわかった。
あたしはゆっくりと目を開けると、
蓮があたしを見つめていた。
「何…?」
「俺が嫌がる女の子に無理矢理するような男に見える?」
「…うん」
逆に、そういう男にしか見えない。
「怖がらせちゃって、ごめん」
蓮は優しくあたしの頭を撫でた。
「これ以上しないから、もう泣くなよ」
え…?
蓮は何を言っているんだろう…?