素敵すぎる恋愛…あなたの世界へ…SS

『そうなんですか。でも、そんなのは関係ないですよ。
 私をナンパしてきた人ですから・・・』

私は、火に油を注いでしまった・・・

「お前・・・俺が高峰の息子と知っても、その態度かよ・・・」

その言葉に、私はさらにきれてしまった・・・

『親の七光りの坊ちゃんが…偉そうなこと言わないで。
 最悪だわ。じゃあ・・・』

「お嬢さん・・・それでもこちらも立場がありませんから・・・
 きちんと謝罪をしてください。
 坊ちゃんに・・・」

スーツの男はきっと、こいつの運転手か執事だろうな・・・

「お前・・・おもしれぇーな。俺の女になれよ・・・
 ほしいもんなんでも買ってやるから」

私の頭の中は?????・・・

『あなた、頭おかしいんじゃないの?
 私ほしいものなんてないし・・・
 第一、私結婚してるって言わなかったかしら・・・』

「冗談だろ。あんたいくつだよ。でき婚なのか?」

『子供はいません。あなたにこれ以上かかわるつもりもありません』

私は、その場を抜け出そうとした・・・けど、腕を掴まれて動けない・・・

「おい。こいつ、車に乗せろ。ぜってぇー俺の女にするから・・・」


この男は・・・頭おかしいのかしら・・・


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