ワタシの執事サマ
そこにたどり着くとしゃがみこんだ

何で私は強くないんだろう

このままじゃ秀二はいつか
誰かに取られてしまう

でもどうしようも出来ない

空を見るあげるとオレンジに染まろうとしていた

「どーした?メイドが嫌になったのか」

上を見てた私からのぞくように
智也が私を見ていた

「その顔はそんな小さな事じゃないな…
執事のことか?」

なんで分かるんだろう…
智也はいつだって私のことお見通しだ

幼なじみだからかな…
でもそんな私は智也のこと知らない

「なんかあったのか?」

秀二は気が付けば私の横に座っていた
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