ワタシの執事サマ
「いたんだ!なんだなんだ
そこにいないで上がってよ~!」

セイナが笑顔でおでむかえ
そうだった私ずっと玄関にいたんだ

「うん。おじゃまします」

靴を脱ぎスリッパに履き替えよう
としたとき奥の方からいい匂い
がただよわせた

「すごいいい匂い…」

ケーキかな…

「あ~そうそう
今日は梅さんがいるんだ」

相変わらずセイナは梅ちゃんと
言えないらしい

「やっほ~」

奥の方から梅ちゃんが顔を出す
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