ワタシの執事サマ
「フンッ
ウチ達がビシバシ教え込んだげるから
秀二の為にがんばるんやで!!!」

なんでこんなに気合入ってんの!?
というぐらいきっと私の為に
してくれてるんだろう

私も頑張らないとね

「うん」

「じゃあクッキーを
作っていこうか」

「あ。ちょっと待って
私…ケーキ作りたい」

「え…
でもケーキはアヤコにとって
難しい…」

「うんそれは分かってる
でもいいんだ…
私夜考えたんだけど
秀二って生まれた時から誰にも
祝ってもらったことなくて…
だからせめて秀二にはちゃんとした
バースディ―ケーキを作ってあげたい」

ゴメンナサイ…
私のわがままだけどこれだけは
分かって欲しいんだ…

私は二人の顔を見合わせる
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