作品集・LOVE MELODY
俺は更に瑠果の奥へと入り込む。



瑠果は俺の言う通り背中に爪を立てた…


背中に食い込む瑠果の爪。


瑠果の額にキスを落として、体重を掛けてようやく最奥に辿り着く。



「…頑張ったな…」


俺の全身は汗で濡れていた。

額の滲む玉のような汗を手で拭い、彼女を愛しげに見つめる。



俺が動き始めると更に彼女の爪が俺の背中に食い込んだ。



今日だけは仕方がない…




俺は瑠果の初めてを奪ったーーー・・・




俺のシャツを着こみ、彼女はスヤスヤと眠る。


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