Vengeance Blue Sky.
この花畑は、私が生まれた時から既にあった。

小さいころからここの花畑で遊んで育った。

この花畑は、父さんと母さん兄さんが私の為に作ったものであった。

花畑の中央には3つの墓が並んでいる。
私がここにしたいと言ったのだ。

私が小さい頃には、よくこの花畑で羊達と遊んだ。
馬で走る練習も、ここでした。

生きた証は何と聞かれたら、私は真っ先に、「この花畑」と答えるだろう。
そのぐらい、大切でかけがえのない存在なのである。

今の私の家族みたいなもの。

植物も生きている。

まさに、そう言える。

< 7 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop