禁断~私を忘れないで~

~私を見て~

 私は今日、高校生になった。私は女子高生っていう響きだ大好き。
私は新しい恋を始める為に、念入りに髪の毛をセットしてメイクもしてみる。
私は親友の真里亜と同じ学校へ行こうと約束をした。
真里亜とは門で待ち合わせをしていた。
「ちょっと早すぎたかなぁ~?まだ15分もある・・・」
ちょっと困った顔をしていると後ろからスーツをビシッ!と決めてる先生がいる。
先生はそぉ~っと近寄ってきて、
「おまえは、新入生か??」
「はいっ!!翠川杏奈です」
私はかっこいい先生だなと思ったらテンパってしまって声が裏返った。
しまった。
なんてことをしてしまったんだ。私は顔が真っ赤になってしまった。
そんな私を見て先生は
「おまえ、顔真っ赤だぞ(笑)おもしろい奴だな」
そんなことを言って先生は去って行った。
おもしろい奴ですって失礼な!顔かっこいいのに・・・ドSだなこの先生この人が担任にならないように祈ってないと・・・。
そんなことを想像していたらあっという間に15分過ぎていて目の前には真里亜が立っていた。
「うわぁ~」
私はビックリして目を見開いて驚いてしまった。
そんな私を見て真里亜は、冷静に
「どうかしたの?もうかっこいい人に逢っちゃったとか??」
私はそんな図星の真理亜のことばにアタフタしてしまった。
「もうっ!杏奈はわかりやすいんだからっ!!」
なんて言われてまた顔が熱くなった。私はこの学校生活楽しいかも?何て想いながら入学式の前にクラスの発表の紙を見に行った。
真里亜と同じクラスであります様に!なんて祈りながら見ていた・・。
「あっ!!あったぁ~真里亜一緒だよ!一緒のクラスだよ!!」
「やったぁ~」
私たちは興奮しながら私たちは抱きついて喜び合った。
先生の名前を見ると東城正也と書いてある・・。
私たちは入ったばかりだから誰なのかはまったくわかんない。
私たちはのんきに
「かっこいいといいね」何て言っていた・・・。
ついに、入学式が始まってしまった。みんな緊張していて顔が怖い、に比べて私はなにさっきからずっと笑ってるよ。目立ってないかあ?なんて思っていたらあっという間に入学式が終わり、さっきクラス発表されてわかった教室にいく。
「「私たちは1年2組だね」」
なんて同時に声が出てしまった(笑)
他のみんなは緊張して席を立ちあがることもなく静かに座って待っている中、私と真里亜はギャーギャー騒いで廊下に出てみたり、トイレにいったり、私たちは先生が来る前に戻っていれば大丈夫だよね。なんて思いながら学校探検。
でもこれって他の先生にバレてもヤバいんじゃ??なんて思っていたら前から先生が!
「あっ!ヤバイ!先生きた隠れてww」
何て私は遊び半分で言っていた。
< 2 / 12 >

この作品をシェア

pagetop