禁断~私を忘れないで~
今日は、先生の自己紹介とクラスのみんなの自己紹介で今日は終わった。
帰ろって思った直後机に引っかかって盛大なダイブでこけてしまった。
ケータイは落ちるは、財布は落ちるは、メイク道具は落ちるは、うちの学校はケータイ・メイク道具持ち込み禁止、今時ないっしょ!!なんて思いながらばれないばれないなんて思って持ってきてしまった・・・。
私はヤバイ先生にばれたら・・・。なんて思っていたら頭の上から真里亜の声が聞こえた
「あのさ・・・杏奈、せ・せんせいがね、目の前にいるんだよね・・・・」
なんて言葉に私はビックリしてとっさに言い訳をした
「あっ!先生ケータイのおもちゃとメイク道具みたいな筆とかなら持ってきていいんだよね・・・」
なんてアホな質問をしてあきれた先生はケータイとメイク道具だけを持って
「没収な」なんて悪魔な笑みを浮かべて
「職員室に来い」なんて言って教室から出て行った。
私は泣きそうな顔で真里亜に
「どーしよう・・・(泣)」なんか救いを求めてみたものの真里亜は
「ご愁傷様・・・。私は先に帰るね」なんて言って笑って帰って行った・・・。
私は小さな声で
「真里亜のバカ・・・」なんて思いながら渋々職員室へ行った。
職員室に入る前に、
「はぁ~」と大きなため息をついてみる。
気を引き締めて
「失礼します!東城先生は居ますか??」って聞いてみた良く見ると職員室には先生が一人もいない・・。もしかして体育館にでもみんな行ってるのかな?なんて思いながらフッと気づいた!
これってチャンスじゃない??先生居ないんだしこっそりケータイとメイク道具もってっちゃえばww
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