追憶の詩 -浮世抄華-


「さぁてと、僕も動こうかな」




僕は腕を頭の後ろで組み、歩き出した。




行き先はもちろん、土方さんの部屋。




ちょうど、土方さんは部屋には居ず、難無くそれを盗み出せた。




僕は土方さんの部屋から取って来た冊子を見て、口角を持ち上げた。




その冊子には、『豊玉発句集』と書かれている。




「明日が楽しみですね…、土方さん」




こうして、僕の(嫌がらせと悪戯という名の)土方さんを休ませる為の作戦が開始された。







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