光へ

デート

起きると昼になっていた。
(あっ!今日、何時からだっけ?)

携帯を見ると沙羅から
5通のメールと連続不在着信。

メールには昼1時に公園で待ち合わせとなっている。


…只今PM13:30!!!
急いで準備して家を出た。

走る気力はないから自転車に乗り
電話をかけた。



理恵:『ゴメン!!寝てた。ドコにいる?』


沙羅:『まだ公園に居るよ☆
豪輝くんがタバコ吸いたいみたいで公園に居座ってるの(笑)』


マイペースな豪輝だからこそ助かった。

公園に着いたのはそれでもPM14:45。
1時間以上の遅刻。

謝りまくった。
実際ゎ面倒だったし乗り気ぢゃなかったから
気持ちはこもってない。



大悟:『理恵ジュースおごれょ〜』


沙羅:『付き合わせた、うちらが悪いょ〜』
そのとうりだ。

結局ジュースをおごって許してもらう事になったが。
すぐに場所を移動した。



 中学生が行く所と行ったら
ゲームセンターくらいだ。

最初はプリクラを撮り4人で行動していたが
豪輝と自分は気を使って離れた。



豪輝:『ドタキャンすれば良かったのに。
本当ゎきたくなかったんだろ?』


理恵:『別に?』

豪輝にはバレていた。
自分が大悟の事が好きだった事も。

素直に認めた。

でも豪輝が知っている事は
それだけぢゃなかった。

それに海美の事
蓮音の陰口まで知っていたのだ!!


誰かから聞いた訳でもなく
気付いたらしい。

博の次に、するどい男だ。



そんな驚かされてばかり居た時。



『え?なんで一緒に居る訳?』

ふりむくと蓮音が居た。
隣にゎ杏も。

蓮音に睨まれた気がした。



蓮音:『付き合ってんの?』

やっぱり睨まれた。

杏が近寄ってきて耳元でささやいた。



杏:『蓮音、豪輝の事すきなんだよね。』


そりゃ睨まれても仕方ない。正直に


理恵:『付き合ってないよ。』

と言った。でも豪輝ゎ


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