高野先生の腕のなか



一人の生徒に執着するなんて、どうかしている。まあ、それを始めたのは俺なのだが。


まさか自分自身がこんなに変わってしまうとは。


最初は、ただ山崎さんを見守っていればそれで良いと、そう思っていたのに。


あ、見守る、は違うか。抱いてるし。


自嘲気味に笑って机にもたれる。



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